8月18日、19日に馬インフルエンザの為に中止になったJRAだが
公営の大井競馬場にもその影響が及んだ
公営の東京・大井競馬を運営する東京シティー競馬(TCK)特別区競馬組合は
18日、所属馬1頭に馬インフルエンザとみられる症状が出たため同日の開催を中止した。
ただ、その後に検査を実施したところ、当該馬からウイルスは検出されず陰性だった。
今後、問題がなければ9月2日からの次開催では再開できる見込み。
ちなみに、今回の大井競馬場の損失はJRAの中止でファンの流入を考えれば
8億円はくだらない。

(ウィキペディアより引用)
馬インフルエンザ(うまインフルエンザ、Equine influenza)
国際獣疫事務局(OIE)のリストBに指定されている伝染性疾病。
この疾病を表す別の呼称として馬流行性感冒、略して馬流感とも言う。

発熱を伴う急性の呼吸器疾患で、届出伝染病に指定されている。主な症状としては発熱、咳、鼻水の垂下などが所見される。

感染力が高く、感染速度も速い。
馬から馬へは感染するものの、馬から人などへの感染はない。
ただし、犬には感染する(犬インフルエンザの原因になりうる)。
インフルエンザウイルスの特徴として種特異性は極めて高い。
冬に感染することが多いが、基本的には季節に関係なく流行しうる
(たとえば、フランスでは1990年代後半から年間を通じて流行していた時期がある)。

ウマ1型ウイルス(A/equine/Prague/1/56(H7N7)。1956年、
チェコのプラハで初めて分離)、ウマ2型ウイルス(A/equine/Miami/1/63(H3N8)。
1963年、アメリカのマイアミで初めて分離)の2系統があるが、
1980年以降ウマ1型ウイルスが確認されたことはなく、
それ以降に流行しているのはウマ2型ウイルスである
(ただし、1989-1990年に中国東北部で流行したものを除く)。
毒性は、ウマ2型ウイルスの方が強いとされる。
なお、1987年頃に,ウマ2型ウイルスは、ヨーロッパ系統とアメリカ系統の2つの系統に分岐し、
それぞれヨーロッパとアメリカに定着している。

多くの患蓄が連続的に発生し馬の移動などが大きく制限され、
また患蓄はしばらくの期間は競走に使用できなくなる事で、
出走可能な競走馬の数的確保が困難になるため、
競馬の開催については一定の期間は事実上不可能となる。

馬インフルエンザウイルスには鳥インフルエンザウイルスの様な死に直結する程の強い毒性は無い。
また、馬伝染性貧血の様に治療やワクチンによる感染予防が不可能というものでもない。
これら家畜伝染病予防法で指定されている疾病の場合、
行政からの命令に基づいて患蓄の強制的な殺処分などの措置がとられるが、
届出伝染病のレベルである馬インフルエンザに関しては基本的に殺処分される事はなく、
患蓄である馬には治療が行われ、体調が回復すれば再び競走に出走できる。
また、体調が回復し再度トレーニングを行えば、競走能力への影響もない。

なお、治療については基本的には、対症療法と安静が基本である。
また、治療薬については、人間と同じく抗生物質などが状況に応じて選択されるが
当然ウイルス自体に抗生物質はまったく無効で、
二次細菌感染の予防目的で使用される。

日本は厳重に管理された競走馬等が中心になるため、
最初の感染源となった馬の特定は比較的簡単である。
ただし、特定には疫学的な調査を実施する必要があり、
その作業工程上、ある程度の時間は必要になる[1]。


馬インフルエンザ関連サイト
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